タロットペアリングワーク
〜女帝と皇帝〜
女帝
皇帝
3組目のペアは女帝と皇帝です。
女帝は女性性のアーキタイプ、皇帝は男性性のアーキタイプを表しています。
女帝が豊かな感性を表すならば、皇帝は理性を、さらに女帝が右脳ならば、皇帝は左脳かもしれません・・。
このペアが対極にあることは分かりやすいでしょう。
実はこの2枚は興味深いことに、カードの数字が、数秘術における数の意味とも一致しています。カードの番号は女帝は3、皇帝は4ですね。
【女帝と数秘術の3】
適当に三角形を描いてみましょう。
△は、どこか炎が上に向かって燃え上がる様子だったり、上向きの矢印↑に見えませんか? じつは数秘術では3は「発展」の象徴とされているのです。
一方、タロットの3番目である女帝は、豊穣と生命を司るカードです。
大地からは緑が生い茂り、上へ上へと成長していきます。
これは子供を産み、育てる母性の象徴でもあります。
いかがでしょうか。数秘術の3と、タロットの女帝に共通点が見えてきませんか?
どちらも、育む、上昇するといった事柄を表していますよね。
【皇帝と数秘術の4】
椅子やテーブルの足は、4つあって初めて安定します。
数秘術で、4は「安定」の象徴です。
タロットの4番目である皇帝は、秩序と安定を司るカードです。
これは「土台をより強固にする」という意味を持ち、また一家の大黒柱として家族を養う、父性のアーキタイプでもあるのです。
数秘術の4と、タロットの皇帝にも、やはり共通したものがあります。
タロットカードの数字は、すべてが数秘術と対応しているわけではありませんが、なかなかに興味深いものがありますね。
文:あみゅー