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8組目のペアは月と星

タロットペアリングワーク
〜月と星〜

月のタロットカード

星のタロットカード


8組目のペアは「月」と「星」です。

月は不安を、星は希望を暗示しています。

"期待と不安が入り混じった" といった表現があるように、本来、この二つはセットで切り離す事ができないものです。

ドキドキワクワク・・のドキドキ担当が月、ワクワク担当が星です。

【月は不安】

月は、未来に対するネガティブな予感、すなわち不安を暗示します。
月のカードが出たら、あなたの不安定な状況を暗示しているのかもしれません。

不安や恐れは嫌な感情ですが、人生において避けて通れないもの。

でも今、あなたの心が不安に満ちているなら、ほんのちょっとだけ、その状況を楽しもうとしてみてください。

みうらじゅん氏は、"不安(ふあん)" に "タスティック" をつけることで毎日を楽しんでしまうことを提案しています。

人生は不安だからこそ、不安タスティック(ファンタスティック!)

なかなかどうして言い得て妙なユーモアですね。確かにRPGでいえば魔王のいない冒険は退屈でしかありません。

あなたがあとで人生を振り返ったとき、あの頃はファンタスティックだったと思える日が来る事を願っていますよ。

※みうらじゅん・・・ゆるキャラやマイブームなどの名付け親。サブカル界のカリスマ的存在。

【星は希望】

星は、未来に対するポジティブな予感、すなわち希望を暗示します。

希望とは余計なノイズを消した時に、初めて見えてくるものです。

都会では、あまり多くの星を見ることができません。
空が明るすぎるためです。

しかし、ひとたび田舎にいけば、そこには思わず息を呑むような美しい星空が広がっていたことに気づくでしょう。

あなたが暗闇の中でもがいているなら、必要なのは明かりではなく、余計な明かりを消すことなのかもしれません。

希望を見つけるとうことは、水中でもがいていた人間が、ふと力を抜いた瞬間に体が浮かび上がる様子に似ています。

【未来は希望と不安でできている by M井S友海上

"未来は希望と不安でできている" というのは某M井S友海上さんの広告のフレーズです。これはまさにタロットの星(希望)と月(不安)に暗示される未来論に他なりません。

引用------------------------------------------------
「安らかな毎日という希望 変わらない日々という不安」
「初めてという不安 ここから始まるという希望」
「まだ何にもなれていないという不安 まだ何にでもなれるという希望」
「あの人を知りたいという希望 あの人のことを知らないという不安」
「一歩踏み出すという希望 踏み出してしまったという不安」
「大切なものがあるという希望 失いたくないという不安」
引用終わり-------------------------------------------

希望と不安は表裏一体であることが的確に表現されています。

※私はM井S友海上さんの回し者ではありませんっ汗

文:あみゅー

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