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夢占い

夢占いについて

夢占いのイラスト

夢に出てきた人物や物、シチュエーションに何か重要な意味があるのでは・・?
・・そう感じたことはありませんか?

夢占いでは、「夢のなかに、あなたの心の状態や、将来に起こり得る事柄のヒントが隠されている」と考えます。
そして、夢を分析し、その意味を読み解いていくのです!

夢の中に出てくる事象は、しばしば現実世界に存在するものを象徴していることがあります。

例えば、夢占いにおいては、生命エネルギーや情熱を象徴しているものと考えられています。

ですので、もしあなたが、火が消える夢を見た時には、生命エネルギーが弱くなっている状態、つまり、健康状態が悪化しているという暗示を暗示しているのかもしれません。 あるいは、情熱が失せてしまった状態の暗示である可能性も・・

【夢占いではどんなことが占える?】

夢占いでは、夢は何種類かに分類できると考えられています。

例えば・・

● 近未来の出来事を予言する予知夢
● 欲求不満を解消するために見る代償夢
● 過去の出来事が出てくる過去夢
● 何かを象徴している象徴夢
● 自分自身の使命や人生の目的などを知る啓示夢
● 見た後に自分で何かを自覚する自覚夢

・・などです。

夢占いでは、夢の中に出てきた人や物、状況などから、

【近未来の出来事】
【今の自分にとってストレスになっていること】
【自分がこだわり続けている過去の出来事】
【自分の使命や人生の目的】
【自分の無意識の感情】

・・など、さまざまな事柄を読み取ることができると考えられています。

【夢占いの始まり・起源は?】

夢占いの歴史は古く、その原型となったものは世界中に多く存在しています。

その中でも特に有名なのは、2世紀頃にギリシアで活躍していたとされるアルテミドロスの著書「夢判断の書」です。

「夢判断の書」では、夢に出てくるものをシンボルとして夢を読み解く手法が書かれており、実際にシンボルと象徴を結び付ける記述も残されています。

このような夢占いを学術的研究の対象としたのが、かの有名な心理学者ジークムント・フロイトです。

フロイトが1900年に発表した「夢判断」では、夢は記憶を元に無意識的に再構築された物語であり、潜在的な願望を充足させるためのものであると結論付けられています。

 

【夢占いとユング】

カール・グスタフ・ユングは、19世紀の後半から20世紀の初頭にかけて活躍した精神科医で、分析心理学の創始者として知られています。

ユングは、フロイトの著した「夢判断」に影響を受ける一方で、神話の研究を熱心に行っていました。

ユングは、人間の無意識の深層には民族や人種を超えて共通する領域があると考え、これを集合的無意識と名付けています。

分析心理学では、夢の中に出てくる人や物、状況などは、この集合的無意識から引き出された情報であると考えます。

誰かが見ている夢は、実際に他の誰かが主観的に体験した出来事である、という共時性の理論に基づいて夢を読み解くのです。

【吉夢と凶夢について】

近未来の出来事を予言する夢のことを予知夢と呼びますが、夢の内容が良い印象を与える時に吉夢、悪い印象を与える時に凶夢と呼び分けます。

吉夢は、実際に幸運を手にした場合のシミュレーションをしている状態で、幸運の予兆であるとされています。

一方の凶夢は、現状の問題点を放置した場合のシミュレーションをしている状態で、警告夢と呼ばれることもあります。

特に凶夢の場合、不吉なことが起きる暗示だと恐れられることがありますが、あくまでも現在の状況から予想される未来を表している夢なので、現状を改善することで未来を変えられる、と読み解くのが正しいと言えるのです。

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