ルーン占いを学ぶヒント
ルーン占いは単なるおみくじではありません。
また、単純に運勢を知るためのものでもありません。
ルーン占いは、運勢の流れを知り、改善するためのヒントを得るための占いなのです。
ですので、「これが出たら良い! 良くない!」といった安易な解釈をしないことが大切です。
例えば、片想いの相手の気持ちについて占っていてイスのルーン文字が出たとしましょう(イスは氷を表すルーン文字)
このとき、氷という連想から、"恋の熱い想いが冷める" と解釈して落ち込んで終わってしまうのならば、占いをする意味がまったくありませんよね・・? そんな占い師の存在価値はゼロに等しいのです。
ルーン占いは、現状を改善し未来を変えるヒントを探るものでなければならない、と私は考えています。
例えば、先ほどの氷のルーン文字について、こう考えてみることは出来ないでしょうか・・?
氷は個体なので、水のようには動きません。世の中の物事は水のように移ろい易いものであるが、氷であれば"安定している"と解釈をすることが出来ます。
ルーン文字はたったの24種類しかありません。
ですので "安定"をドンピシャで表す文字が無いため、ルーンは "氷" を代用メッセージとして送ってきた・・・そう考えてみると解釈の幅がだいぶ広がります。
さらに別のリーディングをすることも出来ます。
イスのルーン文字は "停滞" を表すことがあります。
私は、イスによる停滞って動物が冬に冬眠するのに近いと考えています。
餌の少ない冬に食べ物を探しまわるのは体力を消耗するだけであまり意味がありません。
つまりルーンは、今は相手に対してアプローチすべき時期ではない、休養したり自分磨きをすべき時である。という暗示である可能性があります。
冬はいつか終わり春になります。
ルーン文字は時期が来た時に動き出せるよう、準備をしておくようにと言っているのかもしれません。
場合によっては補助ルーンも使い、有益かつ運勢をも変え、また明るい未来をもたらす解釈を行っていきましょう。