ルーン文字の意味 その20:マン
マンは自分、人、人間関係を表すルーン文字である。
英語でMANはここから来ている。
マンは男性とは限らない。年齢も性別も関係無く人間全般を表している。
それは一人の人間かもしれないし複数の集団のときもある。
抱えている問題や悩みを解決するには何が必要か?という問いに対してマンが出たなら、問題解決のキーワードは自分や人間関係など、"ヒト"にまつわる何かということになる。
マンが"自分"を表す場合の解釈例を見てみよう。
人を変える事は出来ない。変えられるのは自分だけである、とよく言われる。
問題を改善できるかどうかはあなた次第かもしれない。
自分の気持ちの持ちかたひとつなのである。
周囲にいくら見渡してみても答えは見つからないこともある。
あなた自身の気持ちに焦点を当ててみても良いかもしれない。
自分の気持ちの正直であるかどうか?
自分自身ともっとよく向き合いあなた自身についてもっとよく知ることが肝要である。
マンがネガティブに出ると独断的であることを表すことがある。
周囲の意見に耳を貸さず自分の考えだけで物事を進めていないか見直してみよう。
別の例を見てみる。
ビジネスには「ヒト・モノ・カネ」の3つが必要不可欠だと言われる。
この場合ヒトとはつまり人材や人脈を表している。
事業の運勢などを占いマンが出たならば、誰と一緒にやるのか?どんな人脈があるか?優秀な人材はいるのか?
といった人にまつわる要素に大きく左右されるかもしれない。
人間関係においては、チークワークや社会性を大事にすることも大切だが、それぞれが個性のある独立した存在であることを強調する。
個の力があってこそのチームワークである。
ここで人間関係を表すマンと良く似たルーン文字エオローとの違い注意しよう。
人間関係を表すルーン文字と言えばマンの他にエオローである。
結論から言うとマンとエオローの2つのルーン文字は、
人間関係を眺めている目線が異なっている。
エオローは広い視野で人間関係全体を眺めているのに対し、マンはその中の一人一人の個に焦点を当てているのである。
エオローがチームワークならばマンは個の力といったところか。
エオローが森にフォーカスするならばマンは一本の木にフォーカスする。
エオローが鳥の視点ならばマンは虫の視点と言えるかもしれない。
マンは対等な関係や人としての尊厳を意味することがある。
マンがネガティブに出ると集団やパートナーに依存している状態などを表す。
恋愛について占いマンが出た場合、お互いが対等な存在であるか見直してみよう。夫婦やカップルではお互いがお互いを尊敬し合うことが大切であるが、片一方がもう片方が尊敬し過ぎると上手くいかなくなるそうである。共依存にある場合なども要注意である。