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ハガルは吹き荒れる心模様を暗示することも

ルーン文字の意味 その9:ハガル

ルーン文字のハガル

ハガルは雹(ひょう)霰(あられ)を表す。
雹はドイツ語でHagel(ハーゲル)である。

雹と霰の違いについては、直径5mm以上の氷の塊が降るのが雹(ひょう)でそれ以下が霰(あられ)だそうである。
まあどっちでも良いのであるが、作物を育てていれば当然大きな被害になるし車の窓ガラスが割れたり、大きなものが直接当たれば負傷する場合もある。

ルーン文字発祥の地である古代のヨーロッパや北欧の人々にとって長く厳しい冬を越すのは大変な事であっただろう。
雹は、人の力ではどうする事も出来ない自然現象の猛威であった。
自然の脅威の前に人間が出来ることはそう多くない。おとなしくやり過ごす事くらいである。

ところで地球温暖化の影響なのか、日本でもよくゲリラ豪雨や雹(ひょう)が降ったというニュースを聞くようになった。
2014年には東京三鷹市の一部の地帯だけ雹が降り大雪のあとの状態のようになった事は記憶に新しい。

とはいえ雹は日本でそう多く発生するわけではない。日本人にとってのハガルは地震や台風のようなものだと考えると分かり易いかもしれない。

さて、ハガルであるが解説書によっては大きなトラブルが起こるといった記述もあるが、それほどのトラブルはそう起こるものではないが、管理人は毎日ルーンをひいておりハガルが出ることもあるのだが、ハガルが出ると予期しない出来事が起こりやすくなる。

筆者はルーン占いは、立ち位置のズレや心が本当に欲しているものを冷静に見つめ直し結果として良い方向へと進むヒントを得るためのものだと考えている。ハガルはトラブルの可能性を考え準備せよとのルーンからのメッセージと捉える。

大嵐が来ると教えてくれているのなら遠出の予定をキャンセルし窓ガラスはシャッターで防御する。
地震ならば耐震グッズで家具を固定したり非常用の食料を用意するといった対策をとることが出来るのである。

ハガルは感情を表していることがある。大嵐のように吹き荒れる心の状態である。恋愛を占ってハガルが出た場合、喧嘩をしたり心変わりをするなどが考えられる。突然始まる恋や仕事などを表すことも。
またハガルは予期せぬ妊娠なども表す。


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