ルーン文字の意味 その16:シゲル
シゲルは太陽を表すルーンである。
太陽は活力の象徴である。
古代北欧の民族にとって太陽とは氷に閉ざされた世界を溶かしてくれるありがたい存在であったはずである。
ルーン占いでシゲルがでたらポジティブな意味で捉えて良いだろう。
体調について占ってシゲルが出たら健康でエネルギーが溢れている状態を表す。
仕事であれば勝利や成功、周囲からの人望などを表す。
人間関係では圧倒的な存在感、カリスマ性があり人気者、
恋愛であれば隠し事のない公明正大なお付き合いなどが連想される。
しかし自分も含めほとんどの人にとって、
上に書いたような圧倒的なイメージは当てはまらないのではないかという気がする。ではどう解釈すれば良いだろう。
その場合の解釈の一つとして「自信」や「やる気」についてのメッセージだと考えてみる。
自己評価でダメだと思っているかもしれないがそんな事は無いのである。
特に自信の無い方は、占いにシゲルが出たら自分の内側にあるエネルギーを感じてみよう。
太陽のエネルギーを受け取る側からしてみると環境によって見方が変わることは注意が必要である。例えば夏のギラギラ照りつける太陽なのか、冬のポカポカ陽気の太陽なのかでは全く意味合いが異なる。
乾燥地帯で農作物を育てる人間にとってはどちらかというと雨の方がありがたいだろう。
"男日照り"とった意味の言葉があるように、
太陽がネガティブな状況を作る可能性についても考慮する必要がある。
シゲルは暑苦しいリーダーやワンマン上司などを表す事もあるだろう。
個人的には好きなのだが、松岡修造の言葉は暑苦しめのシゲルのような気がする。「じゃんけんの必勝法は、強く握り締めたグーを出すこと」というような名言が沢山ある。
シゲルのエネルギーが強過ぎてついて行ける人はついて行けるがついて行けない人も結構いそうである(汗) ややウルも入っているかもしれない。