西洋占星術(星座占い)について Astrology | 占星術
【あなたはまだ自分の星座をひとつしか知らない!?】
今や12星座占いは、雑誌やTVなどでもおなじみの非常に人気のある占いです。
あなたはきっと自分の星座を答えることが出来ますよね?
わたしは山羊座〜とか僕は双子座〜といった場合、これって実は、あなたが生まれた時に太陽がホロスコープ上のどの星座に位置していたか?を表しています。
しかし本来の占星術では、太陽を含む10個の惑星(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)をもとに私たちの性質や運命、相性を判断するのです。
つまり、あなたが今まで雑誌などで見てきた "星座占い" は、正確には"太陽星座占い" だったのです!
ここでは、太陽星座だけのお手軽な占いをもう一歩だけ進めて、あなたの太陽以外の惑星を観ることで、今まで知らなかった自分自身を発見してみましょう。
とくに、「うお座なんだけど怒りっぽいんだけど〜」とか「しし座なのに引っ込み思案なのよね〜」とか、自分の星座に納得のいかない方はやってみる価値あり♪
「私、意外とさそり座の性質が強いぞ?」 とか、「私っておひつじ座の一面もあったのね!」といった具合に、今まで自分と無縁だと思っていた星座があなたに深く影響していることに驚くはずです。
【古代人たちの天体観測】
占星術の始まりは古く、古代バビロニア時代にはすでに基本的なスタイルが確率されていました。
もちろん古代人たちが「オーッ 今日のてんびん座の恋愛運サイテーヨ!」とか言っていたわけではありません(当たり前)
その目的は占いではありません。天体の動きから1年の時期を予測するために使われたのです。
とくに農耕文明を起した古代人にとって、種をまく時期、川が氾濫する時期、収穫の時期を知ることはとても重要なことでした。
そして天で起こる出来事と、地上の現象を関連づけ、体系的にまとめられていくうちに、占星術は天文学の域を超えていきます。
占星術師たちは、人間の運命や個人の性質、宇宙の神秘と謎をそこに見出していったのです。
「見えないモノを見ようとして望遠鏡を覗き込んだ」とはまさにこのことです(なんのこっちゃ)
その後、科学の発展するにつれて占星術などの神秘主義は廃れていきます。しかし21世紀の私たちは、科学が万能でない事に気づきはじめました。(あなたもなんとなくそれが分かっているから、今これを読んでいるのだと思います)
古代から現代へ脈々と受け継がれてきた古代人たちの叡智が、近年、脚光を浴びはじめています。
遠い昔に失われた宇宙と人間との結びつきを取り戻すときがやってきたのです。
今ふたたび、新たな使命を帯びて、占星術が現代へと蘇ります。
文:あみゅー