タロットのスプレッド
タロットカードのスプレッドを紹介していきます。
【ワンオラクル】
使用枚数:1枚

ワンオラクルでは一枚のカードを使う。
出たカードがあなたへの答えです。
ワンカードオラクルとも呼ばれます。
オラクル(oracle)とは神のお告げの事を意味します。
タロットカードのスプレッドにはオラクルと名のつくものがいくつかあります。
その中で最もシンプルなもの、1枚のカードのみを利用する「ワンカードオラクル」はタロット占いの中で最も手軽な占い方です。
今日の運勢を知りたい時や、心の迷いの答えが欲しいとき、
明日の試験はうまくいくのか、気になる相手に告白しても大丈夫か、あるいは自分の気持ちをすぐに知りたい時など手軽に出来るので便利です。
占い方は、まずタロットカードをよくシャッフルします。
次に占いたいことを頭の中で想像するか、あるいは紙に書き出します。そして好きなカードを一枚引きます。そして出たカードがあなたへの答えです。カードがあなたにどのようなメッセージを投げかけているかリーディングします。
※あみゅー的には、こうした少ない枚数のスプレッドはタロットパック78枚全てを使わず、大アルカナ22枚のみを使用して行うと意味が取りやすいように思います。
【ツーオラクル】
使用枚数:2枚

ツーオラクル結果と対策を占うスプレッドです。
ワンオラクルで出たカードが答えと書きましたが、答えに対して自分がどう行動を起こすべきか対策を知ることが出来ます。
もう1枚追加して行うツーオラクルというスプレッドです。
左のカードが対策、右のカードが結果を表します。
※よく似たスプレッドにツーマインドというものがあります。これはカードを横でなく縦に2枚並べるというものです。上のカードが表層意識、下のカードが潜在意識を表します。 これは人の心を占う専門のスプレッドです。
【シンプルクロス】
シンプルクロス 使用枚数:2枚

シンプルクロススプレドは今のあなたの状況と、妨害を観るスプレッドです。
シンプルクロスは2枚のタロットカードを利用した占い方です。
ケルティッククロススプレッド(ケルト十字)のクロスした部分です。
これを小十字と言うこともある。
最初に置いたカードが今のあなたの状況、それに乗せるカードがあなたを妨害するものを表します。
タロットカードのリーディング時には一枚一枚の意味に深くとらわれず、複数枚のカード全体として意味を解釈します。 その時、スプレッドからストーリーを組み立てる事が重要になります。
ワンオラクルがやや複雑になり物語を作る力を養うのに適しています。
【スリーカード】
使用枚数:3枚

スリーカードでは3枚のカードを使用する。左から過去、現在、未来の順。
シンプルでありながら過去、現在、未来と分析していくことで全体のおおきな流れを感じ取ることができるのが魅力のスプレッド。 このスプレッドも後に出てくるケルト十字の一部分です。
【過去】
今のあたなの状況をつくりだした原因を表す。
なにが原因で今の状況があるのか読み取るための位置。
【現在】
今あなたがおかれている状況を表す。
占った根本的な原因や理由がここに示される。
今あなたがどういう状態なのか客観的に冷静に読み取ります。
【未来】
最終的な結果を表す。
今のままでなにも方向を変えない、あるいは解決法を見いださなければこうなるという結果が示されている。
この結果はあなた次第で変える事ができるもの。
【ダイヤモンドクロス】
使用枚数:4枚

カードをそれぞれ上下左右に置く配置がダイヤモンド(トランプのダイヤマーク)のように見えることからダイヤモンドクロス・スプレッドと呼ばれています。カードを並べる順番は左、右、下、上で、もちろん展開するときも同じです。
このスプレッドは、二者の関係性を占うときに重宝します。
自分と相手それぞれの気持ち、そして関係性を占いたい時には、ぜひ活用してみましょう。
【ギリシャ十字】
使用枚数:5枚

5枚のカードを真ん中、上下、左右に並べ、十字の形になっていることからギリシャ十字・スプレッドと呼ばれています。
・左のカード:現状
・右のカード:障害
・上のカード:傾向
・下のカード:対策
・真ん中のカード:結果
ギリシャ十字は、問題や障害を把握するのに適していますよ。
努力や苦労をしてでも手に入れたいもの、目標がはっきりしているときには、ぜひ活用してみましょう。
【ピラミッド】
使用枚数:6枚

一列目に1枚、二列目に2枚、三列目に3枚と、まるでピラミッドのような形に並べることからピラミッド・スプレッドと呼ばれています。この形はトランプ占いでも使われることが多く、タロット占いでもポピュラーな形です。
ピラミッド・スプレッドの特徴は、一列で一つの意味をあらわすところ。
例えば、下段の3枚はのカードは「いろんな角度から見た現状」を表します。
「今の状態」「現状を招いた原因」「現状に至った過程」などなど、
一言で現状といっても、様々な角度からアプローチすることが出来るのが特徴です。
ピラミッド・スプレッドは、現在抱えている悩みの原因や、その対策を模索していくのに適していますよ。
【ヘキサグラム】
使用枚数:7枚

ヘキサグラムは大変有名なスプレッドです。
多くの占いゲームも大抵これ。
六芒星(ろくぼうせい)の頂点と中心に1枚カードを配置します。(ダビデの星と呼ばれる図形ですね)
各ポジションの意味
①過去 ②現在 ③近い将来 ④対策 ⑤本心 ⑥環境 ⑦結論とします。
(※書籍やサイトによっては、位置の意味がなる場合があります。
その場合は占う前に自分でこの位置はこれを意味すると決めて下さい。)
【ケルティッククロス】
使用枚数:10枚

ケルティッククロス(ケルト十字法)はタロット占いをやったことのある人ならば誰でも知っている有名なスプレッドです。 その歴史は実はそう古くなく、初めて世に出たのはウェイトの著書であるとか。
(ウェイトは有名なライダー/ウェイト版を考案した人物)
このケルティッククロスは書籍によりポジションの定義や意味、並べる順番が違っていたりする。では一体どれが正しいケルティッククロスなのかと思い調べてみると
ウェイトの並べ方である元祖ケルティッククロスを元に、いくつかのパターンに派生していったようです。
一つはジョアン・バニングの考案したケルティッククロス。 これは書籍『TheLearningthe Tarot 』で紹介されている方法。もう一つは「クロス・オブ・アウェアネス・レイアウト(Cross of Awareness Layout)」と呼ばれるケルティッククロス。
どれを採用するかは人それぞれで良いと思います。 色々試してみて、最終的にどれが一番しっくりくるか、で決めてください。 ちなみにあみゅー2番目のやつで占っています。
1 「問題の確信」
2 「問題への妨害または援助」
3 「潜在意識」
4 「過去」
5 「表面意識」
6 「未来」
7 「主観的な自分」
8 「周囲からみた自分」
9 「希望もしくは恐れ」
10「最終結果」
【ホース・シュー】

ホースシューとは馬の蹄につける蹄鉄の事。
馬の蹄(ひづめ)につける蹄鉄(ていてつ)です。
なぜ蹄鉄をモチーフにしたのか?と疑問に思うかもしれません。
古くヨーロッパでは蹄鉄には悪魔を追い払う力があると信じられており、蹄鉄をお守りにしていたようです。
今でもネックレスなど蹄鉄をモチーフにしたアクセサリーが存在します。
ホースシューはヘキサグラムと並んでとても有名なスプレッドです。
【ホロスコープ】

使用枚数:13枚
ホロスコープ・スプレッドは占星術のホロスコープのようにカードを円周上に配置します。
各ポジションの意味は上記の図にある通り。
ホロスコープスプレッドでは、1年を通しての運命の流れを観る事も出来る。
その場合①のポジションは1月の運勢を表し、反時計回りに1~12月の運勢を、中心のカードは1年の総論を表します。
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