ソードの10 ten of swords | 小アルカナ

ソードの10は、終わりを意味すると同時に新しい始まりを意味しています。
その意味でこのカードはそれほどにはネガティブなものではないと言えます。
なぜならば現状はこれ以上悪くはならない、物事は好転していくだろうと告げているからです。あなたには囚われていた過去に始末をつけ次のステップを踏み出す時期が来ています。
もしかするとあなたの人生で不運が重なり絶望的になっているかもしれません。世界中に敵意を感じ、自分自身を被害者だと感じているかもしれません。
しかしながら過去や現状をありのままに受け入れ、”悟り”を得ることで再び人生が上昇していくのです。
また別の解釈では、あなたが問題を誇張している可能性を示唆しています。 例えば大したことでなくとも大げさな被害者意識に囚われ自己憐憫に浸っているといった可能性もあるでしょう。 人間関係で自己犠牲の役を示したり、恋愛で悲劇のヒロインを演じているなど見せかけの犠牲を演出している可能性もあるのです。
もちろん本当に悲しい出来事を表す事もありますので一概にそうとは言えませんが。
いずれにせよ、現状を冷静に見つめ、苦悩や悲しいと向き合う術を身につけるべきときなのでしょう。物事は好転すると信じてください。
【キーフレーズ】
正位置:
- もっとも低い状態
- 破滅
- 滅亡
- 災難
- 破産
- 自己憐憫
逆位置:
- 一時的な好転
- 希望を見出す
- あとは上昇するのみ
【キーワード表】
正位置 | 逆位置 | |
恋愛 |
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仕事 |
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金運 |
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ソードの10は、終止符のカードです。相手との関係は完全に終わってしまうでしょう。
しかし、そのおかげで気分はすっきりします。
逆位置の場合、一時は希望が持てるのですが、結局復縁は叶いません。
ソードの10は、正位置の場合、二人の関係は終了します。
ただし、第三者の介入のない最後なので、まだ気分は楽です。
逆位置の場合、二人が結ばれる未来も見えるのですが、そのための犠牲が大きすぎるため、結局別れを選びます。
ソードの10は、正位置の場合、相手に恋人が出来てしまいます。
もっと勇気を出していれば、と悔やむよりも前を向いて歩きましょう。
逆位置の場合、相手に近づくすべは見つかるのですが、結局失敗。この恋は実らないでしょう。
(恋人が浮気をしている可能性を占った場合を想定しています)
ソードの10は、正位置の場合、相手の浮気により二人の関係は終了します。
相手は反省しますが、あなたはどうしても許せません。
逆位置の場合、相手の浮気は誤解だとわかるのですが、それ以外のところで浮気していたことが発覚します。
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