トップ > 占い辞典 > タロット占い > タロットのスプレッド >

タロットリーディングのコツ!4オラクル(4枚引き)

4オラクル(4枚引き)のスプレッド

4枚のタロットカードを展開するスプレッドはいくつかあります。
ここでは特にダイヤモンドクロス・スプレッドと呼ばれる方法をご紹介します。


【ダイヤモンドクロス・スプレッドとは?】

ダイヤモンドクロス・スプレッドとは、4枚のカードをもちいるスプレッドです。

カードをそれぞれ上下左右に置く配置がダイヤモンド(トランプのダイヤマーク)のように見えることからダイヤモンドクロス・スプレッドと呼ばれています。

カードを並べる順番は左、右、下、上で、もちろん展開するときも同じです。

タロットの展開法:ダイヤモンドクロス・スプレッド


【ダイヤモンドクロス・スプレッドの意味(各位置のカードの意味)】

それでは左、右、下、上の順で並べたカードの意味を、詳しく見ていきましょう。

● 左のカード:あなた

あなた自身の気持ちや本音、これから相手との間になにを望んでいるか? 相手にどうなって欲しいと考えているか? などがあらわされます。自覚していない自身の本音が出てきて驚くこともあるでしょう。

● 右のカード:お相手

相手の気持ちや本音などが表されます。
しかし、必ずしも心情的なものが示されるとは限りません。
ときには相手の置かれた立場や環境が示されることも。

その場合、「環境や立場が邪魔をしている」といった意味合いになることもあります。

● 下のカード:現状

二人の現状が、一体どのようなものなのか?を示します。
たいていの場合は問題点が示されます。

ここでひとつ注意点があります。
それは・・良くないカードが出たからといって、すぐに「自分たちの相性は良くないのだ」とは考えないこと!

カードがあらわす問題や改善点を乗り越えることができれば、状況はいい方向へ展開すると期待できるのです♪

● 上のカード:結果

この先、二人の間がどのようなものになっていくのかを表します。

ここで、下の「現状」のカードから上の「結果」カードへ至るその過程に着目しましょう。
つまり二枚のカードをつなげて読み取るのです。

すると、二人にどんな出来事や変化があるのか?とか、どういった方向に流れていくのか?を読み取ることができますよ。
そこから自分が取るべき言動や、出来ることなども見えてくるはずです。


【どんなテーマに適したスプレッドか?】

ダイヤモンドクロスは、自分と相手それぞれの気持ち、そして関係性を占うスプレッド(展開法)です。
"二者の関係性を占うとき" にはぜひ活用しましょう。

例えば「片思いの相手との未来を知りたい」といったテーマでは、抜群のパワーを発揮します。

もちろん、ダイヤモンドクロス・スプレッドで占うことが出来るのは、恋愛問題だけに限りません。

友人関係や上司・先輩との関係、苦手な相手とのこれからなど、対人面であればどんな問題でも占うことができますよ♪

友人とケンカをした際にこれからを占うもよし、仕事で失敗したときに上役の心情を占うのもいいでしょう。

慣れてきたら、片思いに悩む友人などの未来を占ってあげると、喜ばれますし、リーディングの腕もかなり上達しますよ。


【リーディングのアドバイス】

"組み合わせ読み" で深くリーディングしてみよう

ダイヤモンドクロスは、相性や二人の未来を占うのに適した展開法です。

このスプレッドは初心者向けのスプレッドとして紹介されることも多いのですが、それはあくまでもカードの枚数が少ないため。

これはタロットリーディング全般に言えることですが、「カードの枚数が少ない=リーディングが簡単」というわけではないのです。

もちろん、カードの流れを読んだり、複数のカードを組み合わせてタロットの示すアドバイスを読み取ったりする必要はないし、一枚のカードに注目すればいいので、そういった意味では確かに初心者向けといえるかもしれませんね。

しかし、たった一枚のカードだけで相手のことを読み取るダイヤモンドクロス・スプレッドで、相手の詳細までをリーディングするためには、熟練のわざが必要になってくるものも少なくないのです。

リーディングのコツは、"組み合わせ読み" です。

例えば「相手の気持ち」と「現状」のカードを合わせたり、ときには結果のカードも参考にして読み取ることで、あるていどしっかりしたリーディングができるようになりますよ。

ダイヤモンドクロス・スプレッドの練習をし、ある程度上手にリーディング出来るようになれば、ほかの複雑なスプレッドもスムーズにリーディングできるでしょう。

はじめてダイヤモンドクロス・スプレッドを使うときは、できる限り深く読み込んだり、ほかのカードを合わせて読み取るよう意識してみてくださいね。


ページトップへ