復縁を叶えるノウハウを知りたい！

人生は出会いと別れの繰り返し・・
これは誰しもがわかっていることでしょう。

しかし・・・
同じ別れでも、恋愛における別れは少しだけ特殊です。

本来ならばもう二度と会わないはずの別れが、その後も縁を保ったり、場合によっては再び絆が強まったりするからです。

だからこそ、本当にそれ以降二度と会わない別れにおいても、「もしかしたら、もう一度めぐりあえるかもしれない」と、期待したり、なかなか未練が断ち切れなかったりする人がいるのでしょう。

それでは、多くの人が願い、求めてやまない復縁。
その願いが叶えられる可能性はいったいどれくらいあるのでしょうか！？

復縁の可能性は別れ方によって異なる！

当たり前のことですが、復縁の可能性は一律ではありません。
中でも、どういう別れ方をしたのかは、復縁できるかどうかを左右する重要な要素だといえるでしょう。

【case①：ケンカ別れ】

別れの中でも多く、また、もっとも復縁を望みやすい別れがケンカ別れでしょう。

勢いで言ってはいけないことや、心にもないことを言ってしまい別れに至ったものの、「 どうしてあんなことを言ってしまったのか」「 なぜあんなことをしたのか」という後悔が長く付きまといます。

なまじ、それさえなければ今でも付き合っていたというのがわかるからこそ、元に戻りたい気持ちもなかなか消えてくれません。

この場合、復縁できる可能性はけっこう高いです。

なぜなら、ケンカ両成敗という言葉があるように、ケンカになった以上、どちらかだけが一方的に悪いわけではないからです。

もちろん原因を作ったのはどちらかでしょうが、もう片方がまったく悪くなければ別れるまでのケンカにはなりません。
つまり、向こうも同じような後悔をしている可能性が高いのです。

【case②：性格や考え方の不一致】

どうしても合わない、うまくいかないという理由から別れに至った場合、復縁できる可能性はあまり高くありません。

なぜなら、人の本質はなかなか変えられるものではないから。

つまり、たとえ復縁したところでまた同じような道をたどることが容易に想像できるため、少しくらい未練があったとしてもなかなか復縁までは決意できないのです。

【case③：自然消滅】

自然消滅により別れてしまった場合も、復縁の可能性は高くありません。

なぜなら、「これ以上連絡をとらずにいたら、自然消滅になるな」というのは、そのときわかったはずだから。

すなわち、そこで自分の生活を優先したり、連絡を後回しにできたりした時点で、相手のことをそれほど重要視していないのです。

もちろん、これはお互い様のこと。

つまり、復縁を考え始めたほうも、思い出を美化している等で、自身の気持ちを大きく見積もっているだけにすぎません。
実際にはそこまで相手を想っていないことが多いでしょう。

【case④：どちらかに新しい恋人や好きな人ができた】

どちらかに新しい相手ができて別れてしまった場合も、復縁の可能性はあまり高くありません。

なぜなら別れる時点で、別の人のほうがいいと感じているわけだから。

すなわち、別れた相手が自分にとって一番ではないのが、もうわかっているのです・・

ただし・・・
例外として、一度は別の人のほうがいいと感じたものの、別れてみてから元の恋人の大切さに気付いたという場合は、復縁の可能性も高いでしょう。

【case⑤：原因不明】

別れた原因がはっきりしない場合は、復縁の可能性もなんともいえません。

なぜなら、

・不満があったのかなかったのか？
・相手を思いやってのことなのか？
・自分の都合なのかも？

・・まるでわからないからです。
それらは当然、復縁の可能性の有無にも大きくかかわってくるでしょう。

復縁の可能性は、現状の関係性によって異なる

復縁の可能性の大小は、もちろん別れ方によってのみ決まるわけではありません。

現在の二人がどういった関係を築いているのか？も、大きく関係してくるでしょう。

【仲のいい友達】

恋人から友達になり、仲良く付き合っているという元恋人も少なくないでしょう。

一見、簡単に復縁できそうな関係に見えるかもしれませんが、この関係になったとき、復縁できる可能性は半々といったところ。

なぜなら、恋人としてはだめになってしまったけれど、友達としてならうまくいっている以上、二人は恋人よりも友達としての相性のほうがいいといえるから。

友達として仲良くしていられる現状を、相手がどのようにとらえているかによって復縁の可能性も変わってくるでしょう。

【まるで敵同士のように憎み合っている】

ケンカ別れなどをした場合、もう二度と会いたくないという気持ちになることも少なくないでしょう。
通常、この場合であれば、双方ともに復縁を望むことはないはずです。

しかし、万一どちらかが復縁を望んだとしたらですが……やはり、可能性は高くないでしょう。
少なくとも、気持ちが冷静になり、恋人時代を懐かしく感じられるようになるくらいの時間が必要です。

【メールなどでまれに近況を知る程度】

会うことはないけれど、たまに連絡は取り合っている……この状態は、けっこう復縁の可能性があります。

なぜなら、連絡を取り合う時点で憎み合ってはいないことがわかるから。

そして、頻繁に連絡したり、会ったりしていないために、それぞれ一人で冷静に考える環境が整っているのです。

復縁を考え出したほうも、この環境により自分の気持ちに気づけたのだといえるでしょう。

【別れて以来、音信不通】

別れてからまったく連絡を取り合っていない場合、復縁の可能性はあまり高くありません。

なぜなら、これまで連絡を取らずにいられたということは、それだけおたがいの存在が重要なものではなくなっているわけだから。

ただし、未練があり、自身が抑えられなくなるのを恐れて、あえて連絡を取らずにいる場合はこの限りではありません。

復縁の可能性は相手のタイプによって異なる

復縁の可能性があるかないか？ は様々な要素が絡み合って決まってくるものですが、その中でも大きな割合を占めるのが相手の性質でしょう。

・相手が過去にとらわれてしまうタイプなのか？
・それとも前を見据えて突き進むタイプなのか？

・・によっても可能性は大きく変わってくるでしょう。

【単独行動を好むタイプ】

付き合っているときから単独行動が多く、あなたのことを放ったらかしにしていたタイプは、実は復縁の可能性がけっこうあります。

なぜなら、そういうタイプは新しい恋をしようとしてもなかなかできないから。いうまでもなく、単独行動をするその人に、相手がついていけないのです。

そのため、あるていど好き勝手にさせていてくれたあなたのことを、また求めるのだといえるでしょう。

【執着心や独占欲が強いタイプ】

付き合っているときに束縛していたタイプは、復縁できる可能性が高いです。
むしろ、自分たちはまだ別れていないと心のどこかで思っているかもしれませんね。とはいえ、このタイプにはプライドが高い一面があるので自分からは連絡しません。
あなたから連絡があるのを、今か今かと待っているでしょう。

【出世欲があり、未来志向が強いタイプ】

野心に燃えるこのタイプとは、復縁の可能性はあまり高くありません。
なぜならこのタイプはまっすぐ前を見つめて生きており、過去を振り返るのを好まないから。
復縁、つまりやり直すという行為は、自身の過去を誤りだったと認めることになるため、あまりしたくないのです。

【過去にしがみつくタイプ】

昔を懐かしんだり、思い出を大事にしたりするタイプとは、復縁の可能性も高いでしょう。
なぜなら、このタイプは過ぎた時間を美化する傾向にあるから。
すなわち、別れてから思い出すあなたとの時間はどれも楽しく、最高に幸せなものだったということになるのです。当然、別れたことを強く後悔するでしょう。

【わがままで、子どもっぽいところのあるタイプ】

子どもっぽい人とも、復縁の可能性が高いです。
なぜなら、付き合っているときに子どもっぽくふるまえたり、わがままを言えたりしたということは、つまり、そういうふうに接してもあなたは自分を見捨てたりしないだろうと信じていたわけだから。それに加えて、あなたに対して素を見せられるくらい、相手は心を開いていたのです。
それほど近しい関係を築けていたあなたとなら、やり直したいと思うことでしょう。

【やさしくて控えめなタイプ】

あまり意見を言うタイプではなく、控えめだった相手とは、復縁の可能性があります。
なぜなら、そういう相手とのデート等は、あなたがリードすることが多かったはずだから。
その関係を心地よく感じていた相手は、できることならやり直したいと思う場合が多いのです。

【面倒見のいい保護者タイプ】

まるで保護者のようにいつもあなたのことを気にしていたタイプとは、あまり復縁の可能性は高くありません。
たしかに、相手は別れてからもあなたのことを心配しているでしょう。今果たして幸せになっているのか、それ自体は気になっているはずです。
しかし、一度別れた以上、相手にとっては自身の責任を放棄したも同じ。たとえあなたに未練があったとしても、復縁するのは自身のムシがよすぎる気がして受け入れられないでしょう。

【感受性が豊かなロマンティストタイプ】

ロマンティストな相手とは、復縁の可能性も高いでしょう。
なぜなら、相手は付き合っているとき、二人の出会いを奇跡だと思っていたから。それと同時に、運命も感じていたでしょう。
そのため、復縁話が持ち上がると、やはり自分たちは運命の恋人なのだと感激するのです。

まとめ

このように、復縁の可能性があるかないかは一概にいえるものではありません。
恋人同士が別れるとき、そこには様々な事情があるものです。

上で述べたもの以外にも、付き合った期間や、別れてからどれくらいたっているのか？ によっても可能性の大小は大きく変わってくるでしょう。

また、せっかく復縁の可能性があっても、それを申し入れるときの言動でだめにしてしまうことも少なくありません。

もし、あなたがどうしても復縁を願い、相手に求めようと思うのであれば、最低限以下のことには注意を払いましょう。

・自分の言いたいことばかりをぶつけるのではなく、相手の意見にも耳を傾けましょう。

・別れの原因を含め、付き合っていた当時の反省点を伝え、改める姿勢を示しましょう。

・別れてから自分がどれだけ辛かったかや、苦労したかなど、同情をかうような話は避けましょう。

・共通の友だちが結婚したなど、復縁の動機を誤解されかねない話は避けましょう。

復縁はとてもデリケートな問題です。
こうすれば必ずうまくいくというテンプレートはありませんが、一度は愛し合い、求め合った二人なのです。その絆を信じることだけはやめないでくださいね。