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ケルトツリー占い

ケルトツリー占いについて

【ドルイドと古代ケルト文明】

遥か昔、キリスト教が誕生するよりも古い時代のお話です。

アイルランドやブリテン島、ヨーロッパ大陸の一部を網羅する広い範囲にケルトと呼ばれる人々が住み、長きにわたり独自の文化を育んでいました。

古代ケルトの人々は国を作らず、大自然と調和しながら暮らしていました。

ケルト社会の中心で活躍していたのがドルイドと呼ばれる魔術師です。

ドルイドは命がけの厳しい修行に耐え抜いた者だけがなる事が許される選ばれし者であり、現代で言うところの医者や占い師の役割を担っていました。

また祭事や戦では、ドルイドが先頭となって民を取り仕切り、
薬草に関するその深い知識で、人々の病気や傷を癒していたのです。

自然には一定のリズムがあります。 

昼と夜、月や太陽の周期、季節の移り変わり。
それは大宇宙の意思とも呼べるものです。
そのリズムに従うかぎり、私たちは病魔や災厄と無縁でいられるのです。

もちろん樹木も人と同じく呼吸をして、お互いの意思を伝え合い、そして宇宙のリズムに従いながら生きています。

ドルイドは樹木と魂を交流させながら、その声に耳を傾け、また時には精霊たちと交信することで、未来を予知して災厄を逃れたり、病魔を追い払う役割を担っていました。

彼らは、偉大なる宇宙の導きを民に伝える森の賢者として、人々から敬われていたのです。

【古代ケルト文化と、神秘の樹木 】

古代ケルトの人々にとって、樹木はとても神秘的な存在でした。

物言わず、ただ凛として天高くそび立つ樹木・・。その堂々とした立ち姿には威厳すら漂います。

冬に枯れても、春の訪れとともに再び芽吹く様は、永遠の生命の源泉を思わせます。

ドルイドたちは、人の魂も死と共に復活する不滅のものと考えたのです。
なにより、樹木は私たち人間に比べてはるかに長い年月を生きることができるのです。

そんな樹木に畏怖の念を抱いたドルイドたちは、22の聖なる樹木を定めて信仰したのです。

ドルイドという偉大な魔術師がいない現代にあっては、ケルトツリータロットが代わりとなって、あなたの未来を占い、進むべき道を指し示してくれるでしょう。

文:あみゅー

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