オリーブ | the celtic tree
モクセイ科・常緑高木。
地中海沿岸地域で、まばゆいばかりの太陽の日差しを浴びて育つオリーブ。
雪の多い寒冷地域に住む北欧人にとって、オリーブはまさに光の国からの贈り物でした。
サーフボードのような形のかわいらしい葉は、梢では青々と輝きますが、低いところでは神秘的な銀緑色へと変化します。
老木になると、高さ10メートルを超すものもあるようです。
果実はとても栄養価が高く、当時から貴重な栄養源のひとつでした。
また古代ギリシャの競技者は、筋肉をほぐして痛みをやらわげるのにオリーブオイルを用いたとか。
保湿や鎮痛の他にも様々な利用価値があり、ケルト人はオリーブを「聖なる樹」に加えたのです。
オリーブが守護樹の人は、どのような苦境にあっても明るい笑顔を絶やすことがありません。いつでも心の中に光を見出すことができるのです。
【ケルトツリータロット】
太陽に祝福された樹木、オリーブ。
このカードは、成功や、みなぎる自信、明るい笑顔、開放感など、人生の光り輝く側面を暗示しています。
また、太陽が地上のすべてのものを照らし出すように、真実が明るみになること示唆する場合もあるでしょう。
あなたは迷いを捨て去り、前進していくのです。
オリーブはタロットの太陽に対応しています。
文:あみゅー