勝ったけど、負けた気がする夜に

タロットって、勝ち負け以上の“心の動き”を映してくれるカードでもある。
今日もカードは、あなたのやさしさを見てくれてるよ。
勝ったけど、負けた気がする夜に
何かのやりとりで、「よし、自分の正しさが伝わった」って思ったはずなのに、
夜になって、なんだか妙に疲れている。
なんか…勝ったのに、負けた気がする。
そんな夜って、ありませんか?
自分の意見を通せた。 言い返せた。 反論も完璧だった。 相手は黙った。
でも。 でもなんか、スッキリしてない。
言葉では勝てたかもしれないけど、 心が少しだけ、すり減っている気がする。
これって、タロットでいうところの「ソードの5」的な状態なんだよね。
「勝利」って、実はけっこう曲者で。
ときに、誰かをねじ伏せたり、
ときに、自分の正しさを押し通すことでしか得られないこともある。
でも、そこで得た“勝ち”って、本当に望んでたものだったかな?
言葉に勝つことより、
気持ちで繋がることの方が、
本当は欲しかった“成果”だったんじゃないかな。
…そう気づいたときに、
「勝ったのに負けたような気分」ってやってくるんだと思う。
でもね、それに気づけたのは、あなたが優しいからです。
「自分の言い分が正しいかどうか」よりも、
「相手とどんな関係を築きたいか」を大切にできる人だからです。
そのやりとりを、ただの“勝負”じゃなくて、
“対話”にしたかった人だからです。
だから、そんな夜は、
ちょっと自分にお茶でもいれて、 「まぁ、がんばったな私」って頭をなでてあげてほしい。
ソードの5みたいな瞬間があってもいい。
それは、「関係を大切にしたいって気持ち」に気づくためのレッスンだっただけだから。
次は、ちょっと違うアプローチしてみよっか。
勝つことより、繋がることを選ぶために。
そうやって、少しずつ「本当にほしい未来」に近づいていけるからね。
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タロットって、勝ち負け以上の“心の動き”を映してくれるカードでもある。
今日もカードは、あなたのやさしさを見てくれてるよ。